ベーコンエピ
所要時間: 約2時間(発酵と焼成時間は除く)
一度は作ってみたいパン。よくパン屋さんで見かける麦の穂の形をした”ベーコンエピ”をお家でも焼いてみませんか。
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材料
4本分
【パン生地】 |
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強力粉(国産) |
130g |
薄力粉 |
70g |
バター(食塩不使用) |
5g |
水 |
125g |
ドライイースト |
1.5g |
塩 |
2g |
きび砂糖(上白糖も可) |
5g |
【具材】 |
|
ベーコン(短め) |
80〜100g |
スライス玉ねぎ |
1/4個分 |
マヨネーズ |
適量 |
粒マスタード |
適量 |
黒胡椒(お好みで) |
適宜 |
はじめに
繰り返し使えるオーブン用シートがあると便利。または打ち粉(分量外)をしたオーブン用シート。
伸ばし棒(ガス抜き綿棒があると便利。ない場合は普通の麺棒で打ち粉(分量外)をしながら作業。)
ドレッジ(またはスケッパーなど)を用意。
作り方
【パン生地】
ホームベーカリーに【パン生地】の材料を入れ、「パン生地コース」でパン生地(一次発酵まで)を作ります。
(お手持ちのホームベーカリーの取り扱い説明書に従ってください。)
手ごねの場合:ボールにバター以外のパン生地材料を入れて混ぜ、10分間しっかり捏ねたらバターを加え、1つに丸めてパン生地を作り、あたたかい所で約1時間一次発酵させます。(約2倍の大きさまで)一次発酵後、ガス抜きをして丸め直し、ボールに入れてラップ材をかけて1時間冷蔵庫で寝かします。
【成形】
➀のパン生地を4つに分けて丸め、タッパーなどに入れてまた冷蔵庫に入れておきます。
②の生地を1個ずつ冷蔵庫から取り出して、作業台に軽く打ち粉(分量外)をし、7×20㎝に伸ばします。ベトついて作業しづらい場合は、軽く打ち粉(分量外)をします。作業していない生地は、常に冷蔵庫で寝かせておくと良いでしょう。生地は弾力があるので一気に伸ばすことはできません。ゆっくり無理なく伸ばしていきます。
伸ばした生地は繰り返し使えるオーブン用シート(または打ち粉(分量外)をしたオーブン用シート)などに挟んで再び冷蔵庫に入れておきます。4枚伸ばせたら、ラップ材などをかけて冷蔵庫へ。
【具材の入れ方】
冷蔵庫から④のパン生地を1枚取り出します。端を1cmあけてベーコンを敷き、スライスオニオン、マヨネーズ、粒マスタードをのせます。(お好みで黒胡椒も少々)
端から1cmの所で、ドレッジ(またはスケッパーなど)を使って、パン生地を折ります。
続いて、ベーコンを半分に折る気持ちで、パン生地を折りたたみます。
しっかり押さえたら、具の乗っていない方のパン生地を折りたたみながら、具材が見えなくなるように包み込みます。
とじ目は指先で摘み、パン生地が開かないようにし、閉じ目を下に置きます。繰り返し使えるオーブン用シート(または打ち粉(分量外)をしたオーブン用シート)で軽く包み、他の3本の包み込み作業が終わるまで、冷蔵庫で寝かせておきます。
【 仕上げ】
天板に、打ち粉(分量外)をしたオーブン用シートを敷いて、4本の生地を冷蔵庫から出してとじ目を下にして並べ、全体的に軽く打ち粉(分量外)をします。
二次発酵(室温25度なら約1時間。発酵機なら30度で40〜50分を目安に)で1回り大きくなったら、清潔なキッチンバサミで切り込みを入れます。パン生地の一番下まで切らない程度にカットしながら、交互に左右にずらします。
1本につき6〜7箇所くらい切り込みを入れます。
【 焼成】
230度に設定したオーブンで、17〜18分ほど焼きます。
もし弱め(普段焼き色があまりつかないオーブン)の場合 240度くらい。ただし、焼き時間や温度は、各ご家庭で調整してください。パリッと焼ければOKです。
ちょっといい話
●作業中に冷蔵庫で寝かすことによって生地が安定し、扱いやすくなります。
●きび砂糖で風味や色づきがよくなりますが、なければ上白糖でも大丈夫です。
●ベーコンがない場合はハムを半分にカットして3枚少し重ねて並べます。ピザ用チーズと合わせて包むとよくあいます。
●成形で切り込みを入れてずらした後、各パン生地の先端を少し指でつまむと、尖った格好良い麦の穂の形になります。
●今回教えてくださった 花田えりこ先生
(フード&クレイクラフトデザイナー)
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