基本のマジパン生地作り
所要時間: 約40分
手作りスイーツなどに飾ることができる、マジパン細工の基本生地の作り方です。”マジパン"といっても「パン」ではなく、アーモンドを挽いたものと砂糖を練って合わせた洋菓子です。”マジパンペースト”としても売られていますが、卵白と混ぜ合わせて、自分でマジパンの生地から作ることもできます。
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材料
6色分
卵白 |
5g |
---|---|
粉糖 |
35g |
アーモンドプードル |
15g |
食用色素 赤 |
少々 |
食用色素 黄 |
少々 |
食用色素 緑 |
少々 |
食用色素 青 |
少々 |
水(食用色素用) |
各1滴 |
ココアパウダー |
小さじ1/4程度 |
水 |
少々 |
作業用の水 |
適量 |
黒胡麻 |
適量 |
はじめに
- 卵は卵白を取り分けて計量し、軽く溶きほぐしておきます。(卵黄は使いません。)
- アーモンドプードルを焦げない程度にフライパンで軽く炒る(弱から中火で2分)か、オーブンでロースト(150℃で5分)します。
作り方
ボウルに卵白、粉糖、加熱したアーモンドプードルを入れ、ゴムベラで混ぜ合わせます。
途中から手で練ってまとめていきます。乾燥してまとまりにくい時は、手を軽く水(分量外)で濡らしながらまとめます。
ひとかたまりにします。(表面が乾かないようにラップ材をかけておいてください。)
作りたい色の数に分割します。今回は写真のように6色作るので、マジパン生地を6等分にします。
マジパン生地に指で窪みを作り、食用色素(付属のミニスプーンで1/5~1/4程度。濃さは入れる量で異なるのでお好みで加減して)を加え、そこに水を1滴垂らして色を馴染ませ、練り込んでいきます。
※食用色素 赤 の場合、加える量が少なければピンク色に。たくさん加えれば濃い赤になります。
ビニール袋(またはラップ材)を利用すると手に色がつくことを防げます。
赤以外の食用色素も加えて、緑、黄、青に着色。茶色は、ココアパウダーを水で練ったものを加えます。ココアの量により濃淡を変えることができます。
色の練り込みが終わったら、表面が乾燥しないように、ラップ材で包んでおくことをおすすめします。
指先で丸めたり伸ばしたりして、好きな形を作ります。黒胡麻を使うと、生き物の目にすることができます。細かい作業では爪楊枝を使い、生地同士の接着には少量の水を使います。
粘土細工のように好きな形を作って、手作りスイーツなどの上にデコレーションして楽しんでください。
自然乾燥で固まるお菓子です。
ちょっといい話
●マジパン生地が乾いてきたり、作業中ひび割れが気になる時は、少量の水を練り込んで柔らかくすると、扱いやすくなります。
●マジパン生地をすぐに使わないときは、ラップ材をして冷蔵庫で数日、冷凍庫で3週間ほど保存する事できます。できたマジパン人形は完全に乾燥して固まれば、しばらく鑑賞用として楽しむことができます。召し上がる際は、お早め(冷蔵庫で保存し1~2日以内)にお召し上がりください。
●今回教えてくださった 花田えりこ先生
(フード&クレイクラフトデザイナー)
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『メロンパンdeコッタ』(C)主婦の友社
(クッキー生地の着色や抜き型によって様々な見た目のメロンパンdeコッタをつくって楽しむ本です)