チョコレートの種類は大きく分けて3種類。
「スイート/ビター」、「ミルク」、「ホワイト」の他に、
ブロンド、ルビーチョコレートがあります。
チョコレートやココアの原料である「カカオ」は様々なものから構成されています。
カカオマス
カカオ豆の胚乳を発酵、乾燥、焙煎、磨砕したもの。外皮と胚芽は工程中で除去され、ペースト状にして固形にしたもの
カカオバター
カカオ豆の油脂分で、カカオ豆を砕いたカカオマスに、圧力を加えて絞り出した天然油脂分
カカオニブ
カカオ豆の胚乳部分を醗酵させた後、焙煎してチップ状に粉砕したもの
ココアパウダー
カカオマスから脂肪分であるカカオバターを搾った残りで、それを細かく砕いてパウダー状にしたもの
POINT
チョコレートの種類によって調整する温度がかわります!
テンパリングとは
チョコレートの結晶を最も安定した状態にする温度調整のこと。
チョコレートの数種類の異なった分子を、温度を上げ溶かすことで一度バラバラにし液状化。その分子を再びまとめる為、温度を下げて整え、最も分子が安定する温度まで再び上げます。こうする事で最も口溶けなめらかなつやのよい美味しいチョコレートが出来上がります。
テンパリングをしないと
風味や口溶け、固まりや型離れが悪く、チョコレートのツヤがなくなり
ブルームしやすくなります。
チョコレートの中に、水分が入らないように注意してください
ブルーム現象とは
チョコレートの表面が白く変色したり、粉をふいた状態になる事。
見た目、舌触りも悪く、チョコレート本来の味も損なわれます。
食べても害はありません。
ファットブルーム
カカオバターが表面に出てきてしまっている状態
原因
テンパリングの温度調節を失敗した際、固まりきらなかったカカオバターが表面に浮きでて白い筋や模様がでる
チョコレートの保存の仕方が悪い場合、カカオバターが溶け再び固まるとおきる
シュガーブルーム
再結晶化した砂糖が白く残ってしまう状態
原因
チョコレートに水分が入ったり、表面が結露した場合、チョコレート内の砂糖が溶け出し、水分が蒸発した後、溶け出した砂糖が白い結晶となる
チョコレートは熱に対してデリケートです
冷暗所(15℃~25℃)で保存
※冷凍は避ける
匂いを吸収しやすいため、密封容器やジップ付きの袋に入れて保存
湿度60%以下で保存
直射日光を避ける
冷蔵する場合は野菜室
急激な温度変化は避ける
暖房のききすぎた部屋、
火のそばにおかない
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