海藻から抽出される昔ながらの凝固剤の「寒天」です。
食物繊維が豊富で健康素材として効果も期待されており、ゼリーや和菓子などの用途はもちろん、最近では、ご飯やお料理に加えることにより、寒天効果を試されている方も多いようです。
寒天は水分を吸収して膨張し、カサ増しそして満腹感が持続されるのでエネルギーを抑えられると共に、食物繊維をとる事ができます。
毎日少しずつ使えるように、チャック付の袋に入った寒天パウダーを食生活に活かしてみませんか?
寒天パウダー
- 原材料
- 海藻(紅藻類)
- 特 徴
- 常温で凝固を保つので便利です。
海藻を原料としており、食物繊維が豊富なのでローカロリーでヘルシーです。 - 規 格
- 50g
寒天について
寒天の種類と分量
※下記の分量で、ほぼ同程度の凝固力があります。
- 寒天パウダー
- 小さじ1=約2g
- 大さじ1=約6g
寒天小さじ1(約2g)で、350~600mlの液体を固めることができます。
- 寒天の栄養成分表示(製品50g当たり)
- エネルギー …… 2kcal
- 炭水化物 …… 39g(糖質0g、食物繊維39g)
- たんぱく質 …… 0g
- 食塩相当量 …… 0.06~0.6g
- 脂質 …… 0g
寒天パウダーの使い方
粉状(パウダー状)なので、水でもどす必要がなく、煮溶かすだけで使え、扱いがラクです。
(しっかりと煮溶かすのがポイントです)
水分量と硬さの目安
下記の分量(水とお好みの液体の合計)に対し、2gの寒天パウダーを
使用した場合です。お好みの固さによって、液体量を調整してください。
寒天を使う際の注意事項
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煮溶かす温度が低かったり、時間が短いとうまく固まらないことがありますので、しっかりと煮溶かしてからお使いください。
-
水で寒天パウダーを煮溶かさなくても直接固めたい液体(酸味の強い果汁は除く)に入れて、しっかりと煮溶かせば固まります。
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冷蔵庫で冷やし固める際は、粗熱を取ってから冷蔵庫に入れてください。
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寒天は40℃位で固まり始めます。寒天液と冷たい液体を合わせる際は冷たい液体を人肌に温めてから寒天液に加えてください。温度差があると均一に固まらない場合があります。
また、酸味の強い果汁と一緒に煮立てると固まらなくなる場合がありますので、加える際は火を止めてから加えてください。
寒天のおすすめポイント!
-
1常温で固まる
粗熱が取れたら常温で固まるので、早く固めることができます。また、固まったあとは70℃以上でないと溶けないため、持ち運びにも便利です。
-
2添加物なしで、安心・安全
寒天は食品群別分類表では「海藻類」に属しています。
100%海藻からできているので、添加物はありません。 -
3ローカロリーでヘルシー
寒天100gでも約4kcal。糖質は0gです。
食事の30分前に食べれば満腹感が得やすく、過食を抑えることができます。 -
4食物繊維たっぷり
寒天の成分中およそ8割が食物繊維で、含有量は全食品の中でトップクラスです。
-
5おいしく食べられる
寒天自体に味はないため、スイーツにもお料理にも自由に使うことができます。
寒天パウダーのおすすめレシピ
基本的な作り方
- 寒天パウダー …… 2g(小さじすりきり1杯)
- 水 …… 150ml
- お好みの液体(牛乳やジュース等)
…… 200~450ml - 砂糖 …… お好みに応じて
- 01
- 02
- 03
- ※写真は、「牛乳」仕様です。
- ※水を加えなくても、お好みの液体に寒天パウダーを加え、しっかりと煮溶かせば固まります。
- ※無糖で固めると白濁します。砂糖を加えると透明度が増し、離水しにくくなります。
おすすめレシピ
寒天アレンジ
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スープやドレツシングなどの料理に活用する。
- ・スープ・・・
- 手軽に食物繊維が摂れます。
- ・ドレッシング・・・
- お酢と油のドレッシングは固まらないので、
ふるふるとした不思議な食感のドレッシングに仕上がります。
-
ご飯を炊く際に活用する。
ご飯を炊く際に、3合に対して小さじ1杯程度入れて炊くとお米にツヤと甘みが出て、美味しく頂けます。更に寒天に含まれる食物繊維も摂れます。
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マフィンなど粉ものに
活用する。マフィンなど粉ものに入れて焼くと、もちもちっとした食感に焼き上がります。(薄力粉100gに対して大さじ1(約6g)程加えます)
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